2009.10.22 Thursday
欲しい資料は【近場】で、【見る】だけ??
2泊3日の探索から戻りました。
写真はその中から一枚、美ヶ原の夕暮れです。
秋の海抜2000mの寒さを舐めてたせいで、このあと唇の色が変化しました。
それはともかく、皆様は私が廃道ばかりに行ってると思われるかも知れませんが、ちょっとでも気になる道があれば廃道じゃなくても行きますんで、皆様も面白い道の情報があれば教えてくださいね。
さて、ここから本題です。
半分は愚痴なんですが、解決方法をご存じの方はぜひご一報を。
私は遠方の図書館の蔵書資料(例えば○○町誌のような)で読みたい物があるときは、主に最寄りの日野市立図書館を通じて取り寄せて(相互貸借という)読んでいます。
もともと無料のうえ、ネットで申し込みが完了するので便利で重宝しているのですが、今年春辺りから大きな不便を感じています。
例えば私が「秋田市史」を取り寄せて読みたいとしますね。
この資料は、「秋田県立図書館」が「貸し出し可」で蔵書しているほか、「都立図書館」と「国会図書館」が「貸し出し不可」で蔵書しているとします(あくまで例ですが、こういう資料は実に多いです。つまり、地元図書館のみ「貸し出し可」で、「都立」と「国会」にも蔵書はあるが貸し出しはしていない資料。)
私はネットを通じて「秋田市史」の取り寄せを希望します。このときに「複写希望につき、秋田県立図書館からの貸借を希望」と注記に書きます。しかし、この注記はいとも容易く無視されてしまいます。
というのも、日野市立図書館側の相互貸借の優先順位が決まっていて、
1.都立図書館
2.国会図書館
3.各都道府県立図書館
4.それ以外の図書館
となっているそうです。(たぶん都内はどこもそうでしょう)
よって、1や2に蔵書があると、自動的にそこから借りることとなり、地元図書館の窓口に資料は届きますが、館外貸し出しはもちろん複写も不可です。ただ「見るだけー」…。
(厳密には、国会図書館の資料は貸し出し一切不可、都立図書館の資料は発行から30年を経過した資料は貸し出し不可に今年の春からなりました←これが痛い!)
確かにこちらは【無料】で資料を借りているのであり、例えば東京都なら都内にある1や2からの貸借を優先化するのはやむを得ないと感じます。送料がかかるはずですからね。
しかし、研究のために複写は不可欠ではないでしょうか。(もちろん、都立図書館や国会図書館も申し込めば複写が可能です。しかしそれには申し込みから数日以上かかるうえ、A4白黒でも1枚25〜30円程度と、人手を煩わせるだけにかなり割高です。100枚単位でコピーする事も珍しくないので貧乏人には辛い!)
【有料(送料負担)】でも良いから、遠方の任意の図書館から「貸し出し可能」の資料を「貸し出せる」制度があればいいなと強く思います。
おそらく年間に50冊以上は借りているので、ほんとこのルールには頭を悩ませています。
あなたの使っている図書館では、どんな対応がなされていますか?
良いアイディアや、気付いたことがある方は教えてください。
え? 図書館に要望書を出してみろ?
この手のことに関しては、「ルールだから」って言われて終わりでしょう…。
PS.
そんなわけで、探索しづらい冬の作業として、次の県立図書館巡りを考え中です。
・山梨県立図書館(甲府) ・群馬県立図書館(前橋) ・長野県立図書館(長野)
…こんなところにまで行ったらついつい探索してしまって、図書館に行かなそうな悪寒がします…。
写真はその中から一枚、美ヶ原の夕暮れです。
秋の海抜2000mの寒さを舐めてたせいで、このあと唇の色が変化しました。
それはともかく、皆様は私が廃道ばかりに行ってると思われるかも知れませんが、ちょっとでも気になる道があれば廃道じゃなくても行きますんで、皆様も面白い道の情報があれば教えてくださいね。
さて、ここから本題です。
半分は愚痴なんですが、解決方法をご存じの方はぜひご一報を。
私は遠方の図書館の蔵書資料(例えば○○町誌のような)で読みたい物があるときは、主に最寄りの日野市立図書館を通じて取り寄せて(相互貸借という)読んでいます。
もともと無料のうえ、ネットで申し込みが完了するので便利で重宝しているのですが、今年春辺りから大きな不便を感じています。
例えば私が「秋田市史」を取り寄せて読みたいとしますね。
この資料は、「秋田県立図書館」が「貸し出し可」で蔵書しているほか、「都立図書館」と「国会図書館」が「貸し出し不可」で蔵書しているとします(あくまで例ですが、こういう資料は実に多いです。つまり、地元図書館のみ「貸し出し可」で、「都立」と「国会」にも蔵書はあるが貸し出しはしていない資料。)
私はネットを通じて「秋田市史」の取り寄せを希望します。このときに「複写希望につき、秋田県立図書館からの貸借を希望」と注記に書きます。しかし、この注記はいとも容易く無視されてしまいます。
というのも、日野市立図書館側の相互貸借の優先順位が決まっていて、
1.都立図書館
2.国会図書館
3.各都道府県立図書館
4.それ以外の図書館
となっているそうです。(たぶん都内はどこもそうでしょう)
よって、1や2に蔵書があると、自動的にそこから借りることとなり、地元図書館の窓口に資料は届きますが、館外貸し出しはもちろん複写も不可です。ただ「見るだけー」…。
(厳密には、国会図書館の資料は貸し出し一切不可、都立図書館の資料は発行から30年を経過した資料は貸し出し不可に今年の春からなりました←これが痛い!)
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確かにこちらは【無料】で資料を借りているのであり、例えば東京都なら都内にある1や2からの貸借を優先化するのはやむを得ないと感じます。送料がかかるはずですからね。
しかし、研究のために複写は不可欠ではないでしょうか。(もちろん、都立図書館や国会図書館も申し込めば複写が可能です。しかしそれには申し込みから数日以上かかるうえ、A4白黒でも1枚25〜30円程度と、人手を煩わせるだけにかなり割高です。100枚単位でコピーする事も珍しくないので貧乏人には辛い!)
【有料(送料負担)】でも良いから、遠方の任意の図書館から「貸し出し可能」の資料を「貸し出せる」制度があればいいなと強く思います。
おそらく年間に50冊以上は借りているので、ほんとこのルールには頭を悩ませています。
あなたの使っている図書館では、どんな対応がなされていますか?
良いアイディアや、気付いたことがある方は教えてください。
え? 図書館に要望書を出してみろ?
この手のことに関しては、「ルールだから」って言われて終わりでしょう…。
PS.
そんなわけで、探索しづらい冬の作業として、次の県立図書館巡りを考え中です。
・山梨県立図書館(甲府) ・群馬県立図書館(前橋) ・長野県立図書館(長野)
…こんなところにまで行ったらついつい探索してしまって、図書館に行かなそうな悪寒がします…。